プレジデント・ディーの暖冬

スキーヤーにとっては物足りないシーズンである。前回のクリスマスの時から、一番雪の降らなければならない2月の半ばになったのに、ほとんど雪が降っていない。あれから30cm位のウエットスノーしか降っていない暖冬で、ろうがマンモスに通い始めて30数年で一番の小雪のシーズンであろう。

プレジデントディーの3連休にマンモスに来たが、街中に雪はほとんどなく、暖かい、すでに5月の春のようである。9時半にゲレンデに向かうと、連休で結構込んでいる。宿のパーキングも、スキー場のパーキングもいっぱいである。雪の多少にかかわらず、活気のあるのはいい事だと思もうが、一か月半、大した積雪もなくきたので、ゲレンデも大変な状態になっていると思っていたが、結構ゲレンデは雪でカバーされている。

気温が下がった時に雪を造り、相当な苦労をしてこのゲレンデを維持しているのでしょう。雪質は当然、良くはない。朝のうちはガリガリで、午後はベシャベシャのスプリングコンデションのゲレンデである。その上、運動不足での久しぶりのスキーで、えらい足が重い。滑るほどに下半身の重さと、疲れが感じられる。すぐに疲れてしまうのは運動不足と加齢による体力の低下か、雪質のせいか、それともS氏お勧めだったHEADの重いスキーのせいか。ともかく、いろんな意味で堪えるスキーである。

スタンピーには長い列ができている。今日はバレンタインディー、周りにチョコレートを配る人。春の装い、ノースリーブで滑る女性。

コニースの下ではダウンヒルのレースをしている。レーサーがぶっ飛んでいく。その合間をみて、係員が23番リフト乗り場へコース内を横切らせてくれる。山頂にあがると、快晴の空のもと、周りの雪山が美しい。何時もは雪に埋まっている山頂のポールが高く見える。コニース側へ降りて昼休み。


午後からマッコイステーションからゴンドラに乗って、再び山頂へ、今度は裏側へ降りてみる。北斜面は思いのほか雪が豊富である。雪質も丁度いい感じ。明日はこちら側でランチをしよう。


日本に帰国したSさんと連絡が付かない。佐野さん、Kさんが電話、メールしても、現在行方不明らしい。私もメールをうってみる。
噂では愛欲にハマって、恋の逃避行などという話も飛び交っている。そうであれば良いが、行倒れや、孤独死は困る。元気でいる事でしょう。

我々も、楽しんで滑ります。