新雪

昨日から夕方から雪が降るとスキー場で噂されていたが、見るまでは信じられない。
夕方ジャグジーに入っていても、まだ降り出さなかった雪が夜中の12時ごろから降り出した。間違いなく雪である。その雪は20cm位積もって3時ごろにはあがり、朝には風もなく、青空が広がっている。これは理想的なパターンである。

夜中に待望の雪が降り始めた
朝には快晴で無風のベストコンデション

まぶしい雪景色をゲレンデに向かう

最初の一本はローラコースト。
リフト上から見付けておいた比較的荒らされていない新雪の残る斜面を滑ると深い新雪。ほとんど手つかずのこの新雪はめったに無い機会でうれしい。これは超気持ちいい一本。

リフトラインにて

ローラコーストのリフトから見るシュプール

そして、これは私と佐野さんの滑った跡が残る
5番リフトにスキーヤーが待っている。ほとんど手つかずの斜面に、「これは待つ甲斐があるね」と列に並ぶ。なかなか乗せはじめない。そのうち係員が「まだ30分くらい乗せられない」と伝えてくれたので、列に並んでいた全員がスタンピーに向かう大移動。我々はローアークリークの谷をいく。

5番リフト乗り場のラインに向かってフェースから下りてくるスキーヤー、うらやましいバージンスノー

昨日と違って、まだ朝の早いスタンピーはリフトラインがほとんどない。大体普通の週末は日曜のスキー客は土曜よりはるかに少なくなる。フェースリフトを滑っていると開いていなかった裏が開いた、争うように降りていく。雪崩の整備をして開いていなかった山頂へのアクセスがすべて開いた。

開いたばかりのフェース裏のコース
休憩に入った佐野さんとマッコイで別れて、フェースリフトから大きくゲレンデをカットして、23番リフトの下まで行き、ワイプアウトのゲレンデを半分途中から滑ってみる。標高があり雪も幾分軽いようで、気持ちよく滑れることを確認して、上から滑るため23番リフトで山頂にあがる。リフトから見て右側のスコティスを滑ることにして、降り口にむかう。

中腹から見た、スコティスの斜面

23番リフト乗り場へ

23番リフトで山頂に向かう
23番のリフトの上から雪が深いが軽いので、すでに荒らされているが気持ちよく滑れて、長い急斜面をほとんどノンストップで滑る。

山頂からの展望メインロッジまで下りて、ブロードウエーのリフトに乗って、フェースリフトをもう一度裏側からゴールドラッシュまで下りるとそろそろキャニオンロッジに向かわなければならない時間である。途中で朝方に乗り損ねた5番リフトを滑っていくことに。

山頂からメインロッジへの長いコース5番リフトを降りて、そこからキャニオンロッジへのラストラン。そこで前を滑るマンモスのチャラクター、ウ-リーを見つけてカメラを出して追いかける。ゲレンデは凸凹で結構厳しい斜面ながらそこを奴はあの体系で(失礼)ジャンプしたり、片足滑りを見せたりしながら、滑っている。かなりのスキーの腕前である。

ウーリーを見つけて追いかける
余裕で滑る憎い奴ゲレンデの最後を駐車場沿いにカットして行き、シャモニーまで50メートルくらいのことろでスキーを脱ぐ。
春の雪は解けるのも早い。道路はすでに路面がでている。
ビショップまで下りるとすでに立木からは新芽が出て、春の息吹が感じられる。

淡い若葉の春の気配