桜を愛でる

帰国以来、恒例になっているうちの裏手にある『我が家の裏庭』と言っている公園での桜を観る会を主催する。一週間くらい前から、ベストの開花状況と天候を見て、13日の土曜日に決める。親しい友人達に声をかけ、総勢9名になる。この公園は桜の名所でもない…

雪よふれふれ、もっと降れ

肩の腱板裂傷の手術から4か月半が過ぎた。年明けからは2週間に一度の病院でのリハビリと自主リハビリで可動域を広げ肩がスムースに動けるよう努力をしている。腱板そのものは、もうかなりの強度に回復しているかとおもうが、まだ先生からは重い物を持つこと…

伊豆の旧友達

昨年9月に受けた肩の腱板の手術の経過は良く、年が明けてからは2週間に一度のリハビリに通いながら、ほぼ普段の生活が出来るようになってきている。とは言い、スキーは未だドクターストップであり、春までは重いものはまだ持たないようにと言われている。 …

謹賀新年・波乱の元旦

今回は主にアメリカに住む友人達に元旦に起きた能登半島地震の詳細を伝えとともに、日本に住む友人達とは震災に備える心構えをシェアすものです。 年末に年越しのお節を食べ、2024年1月1日、新年が明けた。曇り空の下、歩いて初詣に行き、四か所の神社…

Merry Christmas and A Happy New Year!

2023年も終わろうとしています。コロナ感染は話題にならなくともいまだに終焉していません。そしてロシアによるウクライナ侵略に加えて、中東ガザでの新たな戦争が勃発しています。戦争はどちらが勝利してもすべてを破壊して傷つけ合い、怨念が残り、ま…

師走の世相 + エピソード 35 アメリカの雇用

12月になったが、新潟市では雨の日が続いている。いまだ雪になる気配はなく、天気のいい日には春のような温かさとなり、人々の財布と心は寒くなる世の中である。 腱板裂傷の手術から11月29日で二か月になり、肩の装具も取れ、車を運転できるようになっ…

腱板断裂の退院後

新潟済生会病院に9月28日に入院して、29日に塩崎先生の肩の手術を受けた。腱板断裂の手術は私の場合、骨に5mmのアンカーを3個埋め込み、それぞれのアンカーに付いた2本の糸を切れた腱板に縫い付けて腱を引っ張って固定した。この腱板修復手術を塩崎…

心友 + エピソード 35

私にはお互いを親友と呼べる存在の親しい友人が、おそらくは10名ほどいる。それは付き合いの時間の長さでなく、人生のひと時を一緒に過ごし、一緒にいると心地よく、気心の知れた、心許せる心友達である。この多くの友人たちが居てからこそ、今まで楽しく…

熱い夏

2017年春に日本に帰国してから6年が過ぎたが、まだ当分は私の人生は海外での生活の方が長い。日本に帰国してからコロナの直前の2019年秋までにヨーロッパ、中国、そして古巣であるLAへ3週間の旅行滞在を一緒にしてきたO君から、「海外に行くなら小…

古町芸妓 +エピソード 34

昔、その地方の人口は、どれだけ人を養える食べ物があるかで決まったようだ。北前船の寄る港があり、お米の取れた新潟県は豊かな県であり、明治の初めに東京に抜かれるまで日本で一番人口の多い都道府県であった。そして京都の祇園、東京の新橋と並び称され…

旧三国街道をいく

6月19日から新潟県中越地方にある大湯温泉へ2泊旅行にいつもの3人で出かける。今回は2泊目が半額になるということで、2泊してゆっくりと回ることにして、朝9時に出てパークゴルフをするため、国営長岡丘陵公園のパークゴルフ場に向かう。テークアウトのホッ…

関西の旅・後半

神戸新幹線駅のすぐ隣のANAクラウンプラザホテルの部屋からは異人街方面と六甲山の端がみえる。 翌日はウオーターフロントを散策するが、山陽新幹線の新神戸駅と、JR山陽線の神戸駅はけっこう離れていて、新神戸である山の手の駅は新幹線なのにかなりの田…

台風の中を関西へ・前編

スキーシーズンが終わって、しばらくはブログのアップデートがなかったが、その間も温泉一泊旅行、食事会、アメリカからの知り合い夫妻の新潟訪問など忙しく過ごしていた。 そして、最近買い替えた自転車は、ルイガノのミニベロと呼ばれる今はやりの20インチ…

春スキーと桜+エピソード33 TV撮影秘話

今回は主にアメリカの友人たちのために、日本の桜の写真を多く貼ってみました。 例年より暖かい日々が続き、桜の開花も早い。しかし、新潟では咲き始めから満開までは一週間位かけてゆっくりと進んだように思う。 新潟市の桜が満開になった4月2日,白山公園…

かぐらで想うーSやんと

四国出身のSやんとLAのリトル東京で会ったのは私がアメリカに渡って1カ月ほどたった頃だった。彼とはその後、中米を一緒に2カ月ほど旅をして、LAに戻りハリウッドで4人でアパートをシェアして暮らした時のメンバーであり、学校に通いながらヤマトレストラ…

春のおひな様 +エピソード32 LAの日系人

3月6日、胎内のスキー場が12日で閉まるので、滑りに行く。朝のうちは硬くてがりがりの雪面であるが、昼近くなると緩んできて滑りやすくなる。マンモスの春スキーに多く通った私はがりがりよりはべちゃべちゃの雪の方が好きである。 今の時期、滑りに来て…

春が来る前に +エピソード 31 ドン・クワバラ

大雪警報で始まった今期のスキーシーズンであったが、湿った雪で溶けるのも早く、思いのほか早く春になりそうな気配である。しかし溶けた雪が凍ってその上に降った雪で表層雪崩が多く、各地で雪崩による遭難者が例年になく多く報告されている。安全のため、…

六華会の集い・雪のある限り

2月12日から2泊で高田高校の同窓会の六華会で作るスキー仲間と、赤倉で滑ってきた。 朝から快晴。8時に家を出て1時間半ほど高田の実家によって先月101歳になった母の顔を見てから、妙高に向かう。宿の「金型あかくら壮」に荷物を降ろして妙高高原駅に正午…

湯沢にて古狸の騙しあい

アメリカで出会って日本へ帰国した仲間2名と湯沢の石打丸山スキー場で再会して滑ることになった。SさんとS さんとなるので今回はSM さんとSKさん。SMさんとは勿論、伊豆稲取に移り住んだあのSさん、そしてSKさんはいろんな事を器用にこなす湯沢のダジャレお…

赤倉スキー場にて + エピソード30 アメリカのマイナンバー制度

妙高赤倉スキー場へ17日から2泊3日のスキー旅行にきている。例年の地元高田の高校同級生OBのスキー仲間が集合、一日目は泊り4名、2日目が泊り5名、日中は日帰り組が1~2名加わる。 朝8時に新潟市を出発して、10時半に元デモンストレーター金子プ…

Wet Snow &エピソード29

年明けの最初のスキーで、8日に今期3回目の胎内に行ってきた。新潟市内は朝から雨。それでも山に行けば雪になる予報であった。駐車場までは雨であったが、滑りだしたらみぞれに変わった。成人の日の3連休の真ん中の日曜日とあり、雨の中を家族連が大勢来て…

謹賀新年 & エピソード 28

皆さま、新年、明けましておめでとうございます。今年もプログの配信をしていきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。 例年になく早かった新潟市の雪も今は融けてしまっているが、年の明ける前に珍しく26日、30日と2度スキーに行くことができた。 …

Merry Christmas & エピソード27

新潟県は18日から大雪に見舞われ、8号線が一時22キロにわたり、800台の車が雪の中で立ち往生の事態となった。車から出て食料を求めコンビニへ、ガソリンを求め給油所へと歩く人達。政府は2035年の販売までに全新車をEV化するという目標をたててい…

高田に生まれて(私のルーツ)+エピソード26

11月になり、いまだ新潟県はコロナ感染が増え続けているが、抗体抗原検査をして、千葉県に住む弟と、年が明けると101歳になる母に会いに里帰りをしてきた。久しぶりに兄弟もそろって、我々が帰ると聞いて急に元気になったという母とお寿司の昼食をとる…

Holiday Season &エピソード 25

Holiday Seasonは厳密にはサンクスギビング以降から年明けまでであるが、アメリカでは10月末のハローインが終わると一斉にクリスマスのデコレーションが始まり、年が変わった1月の初旬にクリスマスデコレーションが外されるまで長いお祭り気分の季節が続く…

秋雨の伊豆にて

アメリカで40年以上一緒に過ごしたSさんが東伊豆に引っ越したので、コロナが幾分下火になる傾向がみえている10月半ばに訪ねて行ってきた。例によって、「ぜひ一緒に連れて行って」という3年前アメリカに私と行って、3週間Sさんのところに滞在させてもら…

9月のよもや話

2022年の熱い夏が終わり、9月10日は中秋の名月。そして新潟市でも16日から18日に3年ぶりの【新潟総おどり】が開催された。札幌のそうらんぶし、徳島の阿波踊りは有名で規模も遥かに大きい。だがこの新潟の「総おどり」はジャンルを問わないダン…

帰国して5年・後半 

帰国して5年のパート2です。あくまで私の場合で主にアメリカに暮らす友人に向けた私見レポートなので参考までに。 アメリカの方が一部の商品を除き物価は高い。日本の方がお金をかけないで生活をしようと思えば可能かと思う。都会部なら外国人が驚くほど時…

帰国して5年パート1+ エピソード22

42年間住んだカリフォルニアから日本へ永住帰国して早くも5年が経った。 今回は、主にアメリカに住む友人に向けて、帰国後の日本でのこの5年間の生活で実際に感じた事を2回に分けて書いてみたいと思う。あくまで帰国後、日本の都市部に住む私の場合の私…

日本の政治家 + エピソード 21

安倍元首相が銃殺と言う日本ではヤクザ同士の抗争でしか聞かなかった方法で殺されました。銃社会でない日本でこの事件はショッキングであり、今回は安倍さんの業績を外交面に限って私なりの想う処を書かせていただきます。 外国に暮らすと日本で暮らす以上に…