プレジデント・ディーの遠征−3

少し雲があるが、風もなく晴れている。
佐野さんはお腹を壊し、スキーで力を入れたらヤバイ状態とのことで、オリンピックでも観ていてと、私だけスキーに向かう。今日はきれいにグルームしてある。


5番リフト

10時半にはあがるつもりなので、スタンプ・アレーを中心に休みなく滑る。今季初めてウエストボールに入ってみる。ここはマンモスでもモーグルのメッカ。しかし、今日はまだいいコブができていなくて、普通の斜面とあまり変わらなかった。

今日は3連休の最後で帰る人も多く、ゲレンデは空いている。広い斜面を自由に使って、気持よく滑降。雪質も良く、休みなく滑り続ける。キャニオンロッジへ戻る途中でアクトのコブ斜面へ。深くはないが、それでもウエストボールのコブより、今日は面白いコブ斜面。長さがウエストボールの4分の一位なので体力的にも一気に滑れて挑戦しがいがある。


空いているゲレンデを自由に滑る
10本目の最後の滑りは8番リフトからレッドウイングへ、8番リフトを降りた所に小さな人だかり。マンモスのマスコットキャラクターであるWoollyが写真を取られている。何時もはだいたい、メインロッジ周辺を生息地域(?)にしているので、ウーリィーがここまで来るのは珍しい。

キャラクターは日本と同様、基本は話してはいけないようである。それは中に入る人が交代する為、同じキャラクターを演じられない事情があるからであろう。ふなっしいーは例外だなしぃー。

最後の滑り、レッドウイングはリフトの真下を通るので、絶対見られる斜面である。気合を入れて滑り降りる。


8番リフトから見たレッドウイング

シャモニーに戻ると佐野さんが大体掃除をしてくれていたが、丁度男子の団体ジャンプをやっていたので、30分ほど観て、日本が銅メダルを取ったのを確認してからマンモスを後にする。
南に下ると新緑が見れた、今年の春の訪れは早そう。

エルエーに帰ると日本のスキー友達のブログに豪雪の中を閉鎖された道路を避けながら、越後湯沢のにスキーに向かう苦労話がアップロードされていた。そこまでしてスキーに行きたい気持ちは判る。しかし、長らく故郷新潟のスキーがロックされてしまう湿って重たい雪を忘れていた。