佐野さんが歯痛でいけないというので、羽鳥さんを誘い、マンモスにきている。
1月2月とこれほど雪の降らないシーズンは初めてである。それでも先週末から月曜にかけ、30cmほどの積雪があった。土曜日にゲレンデにでるとその雪が残っていて、朝のうちは思いのほかいいコンデションである。快晴でこの雪、これなら悪くない。
主に中級者向けの2、3、12、13を滑り、早めの昼食を取りにマッコイに行くと、向うから見慣れた懐かしいい顔がやってくる。シャモニーの向かいのコンドのカールである。
この所2シーズンほど会っていなかった。噂ではもう高齢でマンモスにはこれない、とかと聞いていたが。元気そうである。
午後からも休みなく滑って、3時にコンドに戻る。久しぶりのスキーは足に来るが、だんだんと滑りが楽になって来た。疲労の中に爽快感がある。
食事の用意をしているとスキーから戻ったカールが顔を出す。胸には金と銀のメダル。今回もサンディエゴ・スキークラブの団体で来ており、クラブ内のレースがあったそうで、カールが金と銀のメダルを取ったという事は、おそらくカールが出場した年齢別のこのクラスへのエントリーは2名かと思われる。
一応、金・銀の色の付いたメダルでした。ハハハ
食後ジャグジーに行くと、またカールに会う。羽鳥さんに「67歳だ」などと10歳も年齢をサバ読みするので、「おい、カール」と、たしなめる。
全くイタリア人のような性格のカールである。