やっと太陽

今季2回目のスキー。胎内スキー場は片道約1時間半で新潟市近郊のスキー場では最も遠いが全面オープンしていれば一番充実した施設かと思う。年末からの降雪で新潟市内では湿った積もらない雪であったが、流石にスキー場へ近づくと道路の両側は雪の壁になっている。今日は年が明けて初めてとおもう快晴。初日の出を見ていなかったので今日が初めて意識して見る今年の太陽である。

 

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4時間券を買うと実質4時間20分でシニアは驚きの2000円という申し訳ないような安さ。

 一本目を滑ると重い雪が踏み固まってがりがりの雪質。それでも久しぶりの晴天で十分な雪量は楽しく滑れる。アメリカでは3分の2はスノーボーダーであったが、ここは4分の3くらいがスキーヤー。このコロナ禍で、週日に滑りに来ているスキーヤーはほとんどが新潟ナンバーの上級者である。

 

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休みなく滑って、クルマの中で30分のランチタイム。その後、2時まで滑ってスキー場の向かいにあるパークホテルの温泉へ。日本のスキー場はほとんどが温泉地にあるのが温泉好きにの私には嬉しい。ところで何処の温泉にも「タトゥー、暴力団関係者の入浴はお断りいたします」と表示してあるが、今日は二人の入れ墨を入れた若者が堂々とご入浴中。入れ墨をするからには公共の温泉には入らないくらいの気概と覚悟を持って墨を入れて欲しい。脚に彫られた「大和魂」が泣いてるぞ。

 

スキーでの濃厚接触は無かったが、感染力の強い異変種コロナが入ってきたらもっと簡単に感染してしまうのであろうか?欧米に比べればまだ日本は感染を抑えられていると言えるが、これは大部分の国民が自覚を持てマスク、手洗いを厳守しているおかげでもある。明日から一都三県では『緊急事態宣言』が再発令される見通し。そして明日から天候が崩れ、全国を寒波が襲うと言う予報。

 

今回も子猫のミーちゃんで癒しをお送りします。

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おやすみなさい

 

すってんころりん

暮れも押し迫り、上越の友人たちからはスキーの知らが届き、ここローカルのスキー場もオープンしたところが出てきた。新潟県は北から下越、中越、上越と地域を分けられるが、今冬は雪の多いのは中越で、次いで上越。新潟市のある下越は今の処、それほどの雪は積もっていない。

それでも下越では珍しく年内に3か所のスキー場がオープンしている。まだ一部のコースであるが、これから大寒波が年末年始に来ると言うのでその前に足慣らしの初滑りをと思い、うちから1時間くらいでいける三川温泉スキー場へ向かう。天気予報では午後から雪、そして大晦日と元旦は暴風雪である。気象庁によれば暴風雪とは、台風のような強風を伴う降雪で、吹雪よりはるかに危険と注意を促している。Stay Home!

 

朝8時半に出ると、既に雨が降っている。山に行けば雪になるだろうと高をくくっていたが、10時前にスキー場に着いても結構な量の降雨、おいおい初滑りだぞぅ、降雪はどうした?。雪はいいが雨は頂けない。少し待って様子をみる事にする。なかなか雨は小降りにならない。一時は諦めようかと思うほどの大降り。寒波が来ているはずだが、気温が氷点下にならないで微妙な摂氏1度で雨は降り続ける。折角来たのだから短い時間でも初滑りをして帰りたい。持って来たおにぎりで車内ランチ。11時になって、やっと小雨に。

 

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濡れてもいいやと、ゲレンデに出る。4時間で2000円のチケット代。少し滑れば十分に元が取れる安さ。完全オープンではなく初心者用、中級者用のコースが、昨日からの雨でところどころ土を見せながら開いている。ここはもともとそんなに立派な上級者用のコースは無い。あくまで足慣らし。眼下には雲海、、と言えば聞こえはいいが、要は雨雲が広がる。滑っていると12時ごろには雨が止んで、想像通りのスキー状態となる。雨は想定してなかったから雨が上がってくれただけで上々である。初滑りは普段使ってない筋力を要求され、すぐに足に来る。スキー客は少なく、十分以上のソーシャルディスタンスをとってリフトは一人乗り。

 

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2時間、休みなく滑って、初滑りを堪能し(?)して、これで充分、温泉入って帰ろう。

スキー場からすぐ近くに三川温泉がある。日帰り温泉が500円、スキーのチケットを見せると100円引きの400円である。湯船に入ろうとしたとき、床が滑って、すってんころりん、無様な転び方。周りには5人ほどの温泉客がいたが、全員お近くの人達のよう。そのうちのお二人から『大丈夫ですか?』と気遣っていただいた。派手に転んだのに瞬間に左手で防御、なぜか無傷。スキーではここ数年転んでいないのに、こんな所で、と納得がいかないが、しっかりと手を突いてケガをせずに済んだのはスキーの効用か。

 

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高速で新潟市に向かう頃から雪が降り始めた。明日は師走。騒動な一年であった。新年の前に今期の初滑りであり、2020年の滑り納めでもあった。天気予報はこれから年が明けた10日まで雪のマークが続いている。新潟市では12月になって完全な晴天を見ていない。カリフォルニアの青空がうらやましいが今、アメリカの友人たちは日本以上に過酷な状態にある。すってんころり、七転び八起きですべてが収まってくれたらいいのだが、巷ではまだまだコロナが猛威を振るっている。ワクチンが普及する前に、このままコロナの一人勝ちで医療崩壊が始まったらもっと犠牲者が増える。ますます先の読めない新年を迎える。

 

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スキーでは濃厚密着接触者は居なかったが、新潟市内中央区では今日は5名の感染者。段々とコロナが身近に迫り動けない状況になってくる。

 

皆様にお見せするような写真の撮れ高もないので、やっぱりミーちゃんの写真で癒されて下さい。来年はコロナに打ち勝つ嬉しい年になりますよう。皆さん良い年を!

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膝によじ登ってくるミーちゃん

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元気いっぱいで動き廻り、ミーちゃんのすってんころりんの姿がまた可愛い

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キャッツタワー買ってあげました。まだ2段目までしか登れません。ここから降りる時に、すってんころりん

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それでは皆さん良い年をお迎えください

 

コロナ禍に思う

残念ながら菅内閣になって期待外れの政策にがっかりしているのは私だけでないでしょう。菅さんは頑固で専門家の意見をきかず、周りの限られた取り巻きの意見しか聞かないと言われている。人が動くから感染が広がる。人の動きを止めると言う単純なルールの徹底が出来ず、『勝負の3週間』に人の移動を留められず完敗でした。もっと早くから感染拡大地域の発着の人の動きを止めなければならなかったし、経済を止めたくなければ全国一斉では無く感染拡大地域をピンポイントで封じ込みを図った方が有効な税金の使い方だったと思う。

全国一斉の自粛要請でなく感染がある程度抑えられている地域では会食、ホテルの利用、飲食も制限しながらやって良かったと思う。いまホテルでの宿泊食事は広い空間を使って密を防いでおり、夜の街よりは安心。怖いのは感染地域からの人の動きによる感染元不明の感染だ。

 感染の広がっていない田舎まで営業制限を要請して給付金を支払うのは税金の無駄使い。新潟では元をたどればほとんど全て他県との接触です。そして特に首都圏が感染の源です。新潟のようなある程度抑えられている地域では首都圏からの移動を止め、密を避けて地元の人には利用してもらって良いと思う。感染拡大地域ではもっと早期に移動、会食を減らし、給付金を払い、感染が抑えられている地域では営業を続けてもらう事で有効に営業補償をして税金の無駄使いを減らせる。

夜の街も営業時間を短縮すれば感染が広がらない訳ではない。昼間から飲む人もいるし、営業時間短縮はかえって客が集中して密を招くとも思う。夜9時に閉店するより、例えば2時間と時間を区切って換気と入店人数制限で密を防ぐようにした方が感染は広がらないと思う。時間制限より入店制限で3密状態を防ぐべき。

 菅さんは「GoToトラベルをやめる事は考えていません」と、つい2日前まで言っていた、それが急に全国一斉自粛要請。それならば「考えています」と言っていた方が良かった。医療関係者がトイレも我慢して頑張っている時に、税金で県を跨ぐ旅をするというのはもう中止すべきでしょう。その分の給付金を影響を受けている業者に直接支払った方が有効な税金の使い方だと思う。

更には日本では要請でありそれを守らなくても罰則が無い、その罰則的なことも既に決めておかなければならない時。菅さんは決断力のないリーダーシップに欠ける事が3か月で暴露されてしまった。『ステーキ会食』も実際は自民党の実力者、二階さんが開いていた会食に呼び出されて急に参加したと言うのが真相(二階派議員)だそうである。残念ながらやはり菅さんはナンバー2の人なのか。ここの未曽有の危機に人材不足の日本の政界、適切な良識とリーダーシップを持った人が居ないのは日本にとって致命的である。

 今はワクチンしかコロナの終焉を期待できるものは無い。このままではオリンピックどころではない。それなのにメディアはワクチンによる副作用を強調し、ワクチン接種の有効性、必要性を知らせる情報が少なく、日本は世界でもワクチン接種に消極的な人の多い国で『ワクチンは受けたくない』と言う人が40%もいる。今の処ワクチンでの副作用は数日で回復するケースがほとんどで、亡くなった人は聞かない。接種の危険性とコロナに罹った時の危険性を比べたら接種による危険性は遥かに小さい。ワクチンがあっても接種が広がらなければ効果は限られる。もっとワクチン接種のメリットを説いて,原則、接種を義務化するべきであると思う。

 無症状の『隠れ感染者』、更には罹ったとおもっても医療機関に頼らず、隠しつづける『隠し感染者』が増えている。その上さらにイギリス政府は国内で確認された新型コロナウイルスが新たな変異種で、感染力が最大従来より70%も高い可能性があると発表。今は、医療崩壊の起こる前にもっと危機感をもってあらゆる手を打たなければならない時。政治家も一般市民も意識改革をしてこのウイルスと戦わなければ安心した生活は戻ってこない。

 

と、うちのミーちゃんは訴えている。

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やっぱり猫が好き

コロナ禍で、数少ない楽しい知らせをお送りします。 

アメリカから連れて帰国した猫のウーちゃんが亡くなって来月で一年になろうとしている。コロナ禍で家での時間が増えると、やっぱり猫の居た生活を思い出してしまう。

猫の可愛さを知ってしまった愛猫家は、ホームセンターやショッピングモールに行くとつい足がペットショップへと向かってしまうのである。年齢的にもこれから子猫を飼うのは大変なのは分かっている。しかし、やっぱり猫が好き。

何時も行くホームセンターで出会った今人気の猫種、ミヌエット(足長)の女の子猫。これはという美猫との出会いに、ケージの前で足が止まる。「抱っこしてみますか?」手に取ってひとめぼれ。前日鹿児島のブリーダーから着いたばかりで、当日が店頭デビューだったと言う。

 

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ペットショップのゲージの中のミーちゃん

その場で手付け金を払い、数日後の引き取りの連絡を待つことに。マイクロチップの埋め込みと健康診断証明書の揃った9日に連絡があり、慌ただしく引き取りに行く。猫身売買の現場はお金と書類のやり取りがなされ、極めつけは臭いの付いたトイレの砂が怪しくもビニールの小袋に入れられて渡されるのである。

待っていた間に、名前は既に決めてある。隣のケージにいた弟の子猫とお別れの挨拶をさせて、「ミーちゃん」を家に連れて帰る。子猫のミヌエットだからミーちゃんである。引き取った9日が丁度生後2か月目だったのでまだ踏んでしまいそうに小さい。

まずはトイレと食事。もらってきたトイレ砂を混ぜて急いでトイレをセット。ペットショップであげていたのと同じペットフードを用意するが、なかなかのおてんば娘で一時もじっとしていない。今まで狭いゲージに入れられていたミーちゃんは見る物が全て珍しく興味津々で走り回る。ここと思えばまたあちら。その動きは牛若丸のごとき身軽さで、ブレーキが利かずに床をパタパタと滑りまくる。その姿がかわいい。

 

売れ残ったペットは大きくなるに従い値段が下げられ、やがて処分されることもあると噂される。可愛いうちが売れ時。ミーちゃんの弟もイケメンで売却済みの表示があったが、高価なペットはそうそう売れるものではない。この子を見つけれたのは幸運であった。

一週間でちび猫ちゃんにとっては目まぐるしい環境の変化。親猫から離され、一匹の弟と長旅で新潟に連れてこられて、店頭で見世物にされ、兄弟と別れてうちの夫婦に引き取られ新しい家での生活が始まった。

ミーちゃんは、そんなこともあまり関係なさそうに新しい環境で何事にも興味津々、忙しく動き廻って家に来て3時間でトイレ、食事、爪とぎ、水飲みの場所を覚え、少しだけ甘えることも覚えた。なかなかのお利口さんです。命を預かるという事は責任と覚悟が必要、後はミーちゃんより飼い主が長生きしないとね。

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家のリビングのドアは一部がガラスになっていてドア越しに覗けるようになっている。私と家内がドアの外側にいたらミーちゃんがこちら側に来たくて見て鳴いている。普通の猫はここで何時までも鳴いているがミーちゃんは15秒ほど鳴いて姿が見えなくなった。

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まさかと思って居たら、すぐに遠回りをしてチッキンから洗面所を通って、少し開いてたドアを二つ通って、こちら側に来た。うちの子かしこ~い。そう、早くも親ばかです。

2日目にはもう10年もうちに住んでいるような馴染みようです。

暗いコロナ禍での久しぶりの明るいニュースでした。

写真追加:

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こうやって膝の上にのられてピン止めされると、しばらく私が動けません。

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うんん?ちょっと大きくなったかな?

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我が家に来て3日目、すっかり溶け込んでいる

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我が家に来て4日目

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うちに来て一週間になりました。すっかり懐いて自分から膝の上に登ってくる

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丸くなると全体で20CMくらいで3頭身

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困りました、ブログのミーミーの写真がどんどん増えていく

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ま、いっか















 

GoToトラベル

第3波到来。コロナ感染者の急増により医療機関の崩壊が始まりつつある。新潟県でもクラスターが発生して、このところ大きく患者数が増えている。これまで何とか死亡者数を抑えてきた日本でも重篤者が必要な医療処置を受けれなくなったら死者が急増することは目に見えている。ここにきてGoToキャンペーンを制限する動きが出ている。当然だとは思うし、感染拡大地への予約停止だけでなく感染拡大地域からの予約も停止しないと意味がない。春の緊急事態宣言・外出自粛要請以来、一度たるんだ人々の心を引き締めるのは難しい。

 

さて、私も今まで数回、人の動が少ない平日を使って近場、一泊でのGoToトラベルを利用させていただいたが、いよいよ感染が広がり、これでしばらくは動かないつもりで今年最後の一泊旅行で軽井沢に行ってきた。前日までの3連休の後で、高速はガラガラ。朝8時過ぎに出て、12時前には軽井沢に着いた。

紅葉の季節も終わり、これと言った催し、関心ごともなく、街並みは空いている。車中でおにぎりを食べ、今回の主目的であるアウトレットへ直接行く。久しぶりの大量買い物でストレス解消。アウトレットのコンビニで飲み物とつまみを調達して、4時半にザ・プリンス軽井沢にチェックイン。まずやる事はホテル側でも既に除菌をしているであろうが、もう一度部屋中の接触するであろう箇所をアルコールで消毒。

 

 

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フロントロビー

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軽井沢は明治時代に在日西洋人の避暑地として開発され、やがて日本人の富裕層が別荘地として利用するようになり、前天皇のテニスコートでの美智子妃殿下との出会いや、西武がプリンスホテルを建ててリゾート地として脚光を浴びるようになった。

 

軽井沢は今や一般庶民でも行けるリゾートとなり、GoToトラベルで更に安く泊まれる。

ザ・プリンス軽井沢が一泊8千幾らで泊まれるチャンスに、そんな高級リゾートはどんなものかと、軽井沢なる処に初めて泊まりで行って見た。林に囲まれた西武グループの敷地には幾つものプリンスホテルの施設が建ち並び、チェックインで丁重に扱われた感はある。建物も3階建てしかなく、部屋数は少ない。部屋は都内のホテルと比べたらかなり広い。しかし、風格のあるとも言えるが、建設以来50年がたち、調度品などは結構「古めかしい」

 

アウトレットで4時間ほど歩き廻った疲れで部屋で少し休んで、夕食の時間。さて、何処に食べに行くか?ホテル内で食べれるところを探すが、高級レストランがあり値段は一人1万6千円のコースとか。折角、安く泊まっているのに一食でそんなに使うつもりはない。外に食べに出る選択もありだが、ここは不便なことろで、車で行くしかなく、それではお酒が飲めない。リゾートホテルなら私にとってアルコールは重要な要素である。他の施設へのシャトルが出ているが、そこまでして出かける元気はない。

 

幸い、飲み物はかなり沢山仕入れてきている。軽井沢ビール、シャンパン、ワイン。それに各種つまみと、昼の残りのおにぎり。今日はもう出かけるのが億劫で、あるもので部屋飲みをすることに。

ここは温泉があるが、スパなる温泉施設を利用するには他の建物にシャトルバスで移動しなければならない。森の中にある高級リゾートホテルがコンセプトだろうが 近くにコンビニも気軽に入れるレストランも無く、ある意味不便である。今日は部屋のシャワーのみで温泉は無し。

 

翌朝、エントランスから出るシャトルバスでゆっくり走って15分にあるグループの温泉施設「森のホットスプリング&スパ」へ。途中の森の中の左右には独立したヴィラが建ち並ぶ。しかし、古い平屋のログハウスは私には北海道で見た開拓民、屯田兵の住んだ丸太小屋にしか見えない。温泉は空いていて5人ほどの宿泊客が入って居た。温泉施設は想像より小さくて古い。温泉としてはこれ以上の施設は新潟の温泉地にはいくらでもある。

チェックイン以来、未だにまともな食べ物にあり付いていない。高級リゾート地でちゃんとした夕食も朝食も食べる機会のないまま、ひもじい思いをするとは思っていなかった。しかし12時のチャックアウトまでの時間が限られているので、食事よりアクティビティを優先。温泉から戻ってホテルで無料の自転車を借りて1時間ほど付近を散策。これまた自然豊かな新潟の赤倉などで見る風景なり。

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屯田兵の丸太小屋、ではなく、軽井沢のヴィラ
 

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チェックアウトしてアウトレットに戻り、GoToトラベルで頂いた地域共通クーポンを使うのに、受け取る店でもプリントされたクーポンしか受けないところも多く、携帯で受け取った電子クーポンを使える所を探す。更に私はプリンスホテルのポイントも使いたく、これがまた大変だった。

 

待望のランチを摂って、クーポン、ポイントを使って、濃厚接触もなく、帰路に就く。途中群馬の道の駅に寄るが、堂々と新潟、長野の物産をお土産物として売っている。謙虚な新潟県人は他県の物産をお土産物として売る事は無い。買ったのは大きな大根と立派な下仁田ネギ。

秋の日暮れは早く、帰宅したのはすっかり暗くなった6時だった。

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総括すると、プリンススキー場が人工雪で2面だけオープンしていたが、スキー場としては、家族向けで上級者には面白そうなコースでは無い。温泉施設は古くて小さく、ホテルとしては不便なロケーション。この位のホテルは今までいくらでもあったと欠点ばかり指摘してたが、帰って調べたらザ・プリンス軽井沢は西武グループ最高の5つ星ホテルだった。今まで5つ星は泊まったことは無かった。恐れいいりました。何分、初めての場所で勝手が判らない。同じ勝手が判らないなら初めての外国のリゾート地の方が私は楽しみ方、時間の過ごし方が判る。

 

少しだけ様子の判った『軽井沢』実は都会から離れた古き良き時代が残るリゾートなのかもしれない。その魅力を知るにはもっと時間が必要。もし次があれば今度はもっと良い処を探したい。次回はもっと楽しめる事でしょう。

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筒井ワインのコンコード赤、これは値段の割に美味いワインでした

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  酔園の『幻の酒・角ビン』美しいガラスのビンとお猪口だけでも買う価値あり、これで1000円


 

 

松雲山荘と木喰

久しぶりの秋晴れに県内の紅葉の名所、柏崎の「松雲山荘」へ行ってきた。今年初めて青空の下にみる紅葉は素晴らしかった。、そろそろ落葉がはじまり、紅葉の季節も後半新潟では今年最後のチャンスかと、今まで行ったことの無い松雲山荘へ。

新潟でも山の方へ行けば白樺、ブナ,漆などバラエティーに富んだ紅葉が見られるのだが、ここは平野部の庭園。一番目立つ色はもみじの赤と黄色。

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すぐ隣にある市立博物館で木喰仏の展示をしていたので寄ってみる。全国に残されている木喰の神仏像は新潟県内に一番多く残されている。その中心が柏崎周辺。今回80点近くが展示されていた。どんな思いで彫ったのか、「微笑仏」ともいわれる素朴な佇まいに心が和み、コロナの終息を願う。

弥彦『もみじ谷』雨の紅葉

コロナ禍でも、いつもの様に紅葉の季節が巡ってきた。11月になり寒い日が続き、紅葉も見ごろとの情報に県内でも有数の紅葉の名所である弥彦の『もみじ谷』へ紅葉を観に行く。弥彦まで1時間少々ド、ライブには良い距離であるが、天気予報では曇りのはずが途中からパラパラと雨が降り出す。公園内を歩きまじめると雨も上がり、綺麗な紅葉が広がる。これでバックが青空なら申し分ないのだが、今年は紅葉が一番いい時に雨が多い。

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境内では菊祭り

続けて翌日、新潟市から東に行った阿賀町方面に紅葉を見に行く。まずは福島県の西会津まで行き、道の駅に寄る。福島ではで商魂たくましくお土産コーナーで新潟の『柿の種」『へぎ蕎麦』を堂々と売っていた。そして県民は塩辛いおかずでお米をいっぱい食べるらしい。そこから高速を下りて山道を戻り、新潟県側の阿賀町津川に戻り古くからの蕎麦屋さんで昼食。

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遠くには既に雪をかぶった磐梯朝日国立公の飯豊山が見える

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そば処塩屋橘、津川は古くは水陸の交通結節点として繁盛していたという


ドライブ中、大接戦のアメリカ大統領選の結果が気になりチェックし続けた。それにしても、往生際の悪いトランプさんはホワイトハウスに籠城でもするつもりであろうか。世界で一番民主主義が進んだ国と思っていたアメリカでこんな選挙が行われるとはがっかりである。バイデンさんが少しでもまともな状態に戻してくれることを願いたいが、あまり期待も出来ない。