六華会スキーツアー

高校の同窓生達で作る『六華会』の毎年催される妙高高原での2泊3日のスキーツアーに参加する。
前日に高田の実家に泊まり、昼に妙高高原駅で東京方面からの参加者をピックアップして、1時半から滑り始める。時たま小雨が降る重い雪質のコンデションながらこの位の雨なら滑らない理由にはならない。

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六華会のY会長を先頭にレッツ・スキー

メンバーは50代から85歳の大先輩まで約25名。この会はいろんな人に会えて興味深い話を聞けるのでいつもの同年輩とは違う面白さがある。オリンピック元モーグル監督の宮中茶会の話、元南極観測隊の隊長の南極越冬の話、税金の話,などなど。

元NKHに勤ておられた最高齢85歳のSTさんは年間40日滑っているという超人で其の姿も若々しく、85歳とはとても見えない滑りをされるので、これが同窓会の集まりでなければ絶対年齢詐称を疑いたくなる。90歳まで滑り続けたいとおっしゃるから私などまだひよっこである。

女性陣も六華会現マドンナTさん、歴代マドンナと多彩である。


地元メンバーの妙高温泉スキー場とのコネクションで両方のスキー場で使える3日間の共通券を4500円で発行してといただける。六華会の元会長であったKさんが設計された『金型あかくら壮』に泊まるが、地元ならではの数々の優遇待遇、一番の問題は雪の少なさだが、斜面は雪でカバーされているので滑るのに問題はないが、もっと雪が欲しい。

一緒の部屋になった2年後輩の4名は良く飲む楽しい人達。その中の一人元母校の校長は初日に転んで足のスジを伸ばしてしまったようで軽いびっこを引いておられたが「お酒が一番悪い」だの「MRIを受けた方が良い」だのと同級生からの容赦ない突っ込み。夕食前に飲み始め、夕食後は恒例のカラオケ、さらに3つ上の先輩たちの部屋に集まり遅くまで飲み会は続く。


2日目は朝から一日スキー。私はいきなりスキー靴を忘れると言う失態で宿に戻り、他のメンバーを追う。午前中は赤倉観光スキー場に行き、昼休みに赤倉温泉スキー場に戻りレストランに集合して上越タイムスの取材を受ける。3歳上の18回生達はこの会のY会長の年代であり7名の参加、半ば強引に引っ張り出された方もいると聞くが、私と一緒に滑ってくれた方は皆さん凄いスキーヤーでもある。

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皆さんいい笑顔です

 翌日は最終日、朝から待望の雪が降っている。昼食を食べたら東京組を駅まで送らなければならないので、赤倉観光スキー場から入って滑るのは10時40分まで。ゲレンデには10cmほどの新雪が積もっていて、粉雪の舞い散るなか、風もなく視界は良い。この位の積雪は一番楽しく滑られて、ひとレベル上手くなったように楽しめる。一本目は気持ち良くて滑り出したらそのまま止まることなく2番3番リフトの横をゆく。なだらかな斜面は気持ちよく左右にエッジを切ってワルツを踊る様に優雅に、時にステップを踏むようなショートターンを入れて滑り切る。10時40分の集合時間はすぐに来た。

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新雪を早く滑りたくて心が躍る

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新雪の雪中スキーもこれくらい視界が良ければ気持ちよく滑れる

宿に戻り、荷物をまとめると妙高高原『やぶそば』へ。ここも毎回使っているメンバーと深い関係のある蕎麦屋さん。なにせ私はまだ参加して2年目、正確なお店の場所が分からないので他の車に付いていかなければならないのに危なく他の関係ない車を追行していくところであった。『やぶそば』ではお蕎麦の前に季節のてんぷら、漬物、お酒などありがたいおもてなしを受けた。私は車の運転があるためノンアルコールであったが、それにしても酒どころ新潟のおとこしょ、おんなしょは良く飲むこと。

ここで昨日取材を受けた上越タイムスのコピーをいただく。よほど記事の少ない日に当たったのか、今年は一面の2段目にカラー写真入りである。一部のメンバーは「来年は一面トップを狙おう」と,おっしゃる。

先輩方との楽しいスキーで,また目標が出来、これからもスキーを体力造り、健康管理の為のモチベーションにし続けれたらと思う。来年もスキーが出来るよう今から、摂生、トレーニングに励むこととしよう。

駅で皆さんと別れ雪の中を実家のある高田に向かう。高田も雪の中であった。

皆さんお疲れさまでした。また来年お会いしましょう。