紅葉

朝起きて外を見ると雨である。

アルコールを抜くためにサウナに行く。スチームサウナとドライサウナがある。朝食のビュッフェを食べに行く。一人20ドルの3人分が、ホテル持ちである。最上階のレストランからはヘブンリーのスキー場のリフトが見える。入り口のリフトの下は急斜面である。レークタホの周りには多くの良いスキー場があるが、ヘブンリーはかって佐野さんが3ヶ月も滞在していたスキー場。

朝食の帰り。佐野さんとヒロちゃんがトイレに寄るというので、私も付き合う。3人揃って大、それぞれが隣の個室同士で、お話をしながら用をたすという、珍しいこれぞ臭い仲である。

12時にチャックアウトして、マンモスへ戻る。天気も良くなってきた帰り道は50番から89番を通ってトパーズで来るときに使った395号線の道路に合流する道をいくことになる。
山道は昨夜降った雪が路肩に残っている。途中の紅葉がうつくしく、時たま停まって風景を楽しむ。

佐野さんはこの辺をよく知っていること。ホットスプリング・バレーで温泉に入っていくことにする。普段あまり通る事のない場所にある温泉であるが、ここまで来たら入っていきましょう。ここはアメリカの温泉としては熱いお湯である。無臭であるが、幾分茶色に濁っている。

マンモスまで45分くらいの所で、再び道をそれ、ヴァージニアレークへ寄る。高度が高く雪がかなり残っていた。
このへんはすでに冬である。レストランに寄ってホットチョコレートを飲んで行くことに。お店とレストランをおばさんが一人で切り回していた。今週末で冬に備えて閉店するそうだ。

395号線に戻ると直ぐにモノ・レークが見えてくる。ここまで来るとマンモスはすぐそこである。
マンモスに戻って、今日は私が料理番。

今日も長い一日であった。