K-POP

東方神起という韓国のグループの名前を聞いたのは数年前。その後5人グループのうち3名が離れ、今は二人組みとして活動している。一昨年には日本で紅白歌合戦に出場。いわゆるK-POPとよばれる男性クループである。

その東方神起のLAでのコンサートを知ったのはつい10日ほど前で、急遽行って見ることにした。

東方神起のコンサート会場であるノキア・シアターはLAのダウンタウンにある。7時半頃に付いて駐車場から会場に向かうと、相当な人出で賑わっていた。
この一帯は催し物、展示物、スポーツ観戦の会場が集めっている。どうも一番の人では向かいのコンベンション・センターで開かれている「アニメ・エクスポ」である。コスプレとかで気合の入った人たちが行く。

ノキアセンターの前にはすでに列が出来ていたが、こちらは一般に大人しく、、むしろ地味な格好の東洋系の女性が多い。見たところ会場の観客の人種構成は半分は韓国系でほとんどが女性、2割−3割が日本人。そして、メキシコ系、白人と髪の黒い人種が多い。

歌、ダンスは旨いし、トレーニングをしているのが判る。プロに徹して演じきる為のレッスンの激しさがK-POPのエネルギーであろうか。

観客はアメリカの若者向けのコンサートと違い、地味系の女性が多い。ある意味、日本のAKB48を追うオタク族の女性版という感じを受けた。

ダンスは激しい動きをしながらが歌うので、時たまステージ上の大型画面でプロモーションビデオのような画面を流して彼らは休憩をする。
それに、スローな曲も多く、最後のアンコールで歌った中には日本語の曲も一曲あった。

彼らにとっても初めてだったという観客席に下りて、会場を周り、手の届く近さに来てくれるフアンサービスもあった。
そう言えば、アメリカではコンサート会場で、写真、ビデオを撮ってもフラッシュをたかなければ制されることもない。日本でもそのくらいのファンサービスが出来たらと思う。

日本で人気のある韓国のタレントを見れて、楽しい夜であった。