クリスマス休暇

2日目の朝、外は向けるような青空。幾分遅くゲレンデにでると、昨日より雪は締まって硬くなっているが、まだ良いコンデションである。

靴を履き変える佐野さん、ちっと時間的には遅い

ローラコーストで足慣らしをして、本格的に滑り出す。雪は硬いが、カチカチではなくエッジは効く。

今日も上からほとんど止まらないスキーですぐに太腿が痛くなる。それでも佐野さん的にはよく滑った。私はさらに4本は余計に滑っている。足がかなりくたくた。
マッコイで休息。窓から見える風景は、あと30CM雪があれば岩が隠れるのにという思いであるが、快晴に恵まれ、この雪なら文句は言えない。取分け水曜の夜に降った雪はクリスマスイブの恵みの雪であった。


マッコイの窓からの風景


今日はブロードウエイの人口雪を作っているすぐ横のゲレンデが雪質が最高。

キャニオンロッジで一休みして、帰って、日本酒の熱燗。つまみはお正月用のおつまみセットと、豚角煮、かまぼこ、サーモンの刺身。

今日の夕食はうな丼。佐野さんの好物。

さて、ここの部屋にはWiFiが付いていないので、インターネット、メール、を使用するには、弱いシグナルの他のユニットのセキュリティーの付いていないWiFiを使わせてもらうか、向かいの棟にあるビジネスセンターまで行かないと繋がらないかた。部屋では常に弱いシグナルに悩まされていた。その中で68番のユニットはここの真上のユニットで常に強いシグナルが飛んでいる。それを使わせてもらえたら、これほど便利なことはない。しかし、隣同士でなく、階が違うので面識がないし、オーナーが使っているのか、レント・アウトしているのかも判らない。食後、意を決して、私が頼みに行くことに。

ドアをノックすると出てきたのは若いカップル。ユニットナンバーを言うといきなり中に招かれて、皆を紹介された。若いカップルと、その両親と息子の5名。「うちのユニットにはWiFiがなくて、日本にいる友達とスカイプがしたいが、何時もビジネスセンターまで行かなければならない。シグナルを見るとあなたのところのシグナルが最強なので、宜しかったら使わせてもらえませんか?」と率直に言うと、私たちと同年輩くらいの両親が、「あなたは日本人か?日本はアジアで一番好きな国で、何度も行っているよ」とここでも日本のおもてなし威力が助けてくれ、即答で「何時でも使っていいよ」とパスワードをくれた。

少し話して、「僕の友達がいるので、彼を呼んでいいか?」と聞いて、佐野さんを呼びに行き、人数分のサッポロビールをお土産に戻る。暫く話すと、若いカップルのジョシとケイトは結婚したばかりで、一か月ほど前からここシャモニーに住んでいるという。両親はオレンジカウンテーから、息子のマイクはサンディゴから、全員の名前は覚えきれない。良い人たちでこれならもっと早くお願いするのであった。

結局、今日は日本にいる斎藤さんとは来客中とかで、スカイプできなかったのであったが、インターネットの繋がりがよく成ってとても快適。