２２日はアメリカ最後の自由時間。朝からトーレンスで買い物。ほとんどが使い慣れたアメリカの日常品であるが、古巣のトーレンスでは何処に何を売っているか知り尽くしているので、買い物が楽である。
ＲＥＩ， ＴＡＲＧＥＴ， ＢＥＳＴ ＢＵＹと回って買い物を済ませる。携帯屋さんに寄ってレンタル電話の清算。実はベンチュラでレンタルしていたガラ系携帯をなくしていた。いくら支払う事になるか心配していたが、保険が効いて支払いは僅か５０ドルであった。スマートフォンでなくて良かった。
パロスバルデスの海岸沿いを回って、半島から今までと反対側からみる海岸線も美しい。
レロンドビーチは駐車場がいっぱいで諦め、隣のハモサビーチに行って海岸を歩き、ビールを一杯。
何処もかしこも懐かしい場所ばかり。
マリナデルレーのヨットハーバーを見てＳＭに戻る。
今夜は大瀧が佐野さんと私に夕飯をご馳走してくれた。レストランに行く途中、頭の上をブルーエンジェルスの編隊が通り過ぎた。ブルーエンジェルス はアメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊。本拠地はフロリダ州なのでアメリカに長く住んでいても見る機会はなかった。なんとラッキーな遭遇。
日本に８店舗もお店を持っているというここのオーナーは佐野さんと馴染みのでテーブルに来て長く話し込む。アメリカ最後の夕食をご馳走してくれた大瀧は、時たま自家製の和英語をなぜながら良い旅の同行者の役割を果たしてくれた。
３週間のアメリカ滞在も今日で終わり、明朝、アメリカを離れる。私の人生で何処よりも長く４２年間住んだロスは私の第二の故郷である。年齢的にも、これが最後のエルエー訪問となるであろうと思い、行きたいところを出来る限り訪れ、会いたい人たちに出来るだけ会った。今回は、すべてが予定通りに進み、ほぼパーフェクトな旅であった。
私のＬＡコネックションは 二年半のブランクを感じさせなで皆さんの温かい歓迎を受けた。一緒に来た大瀧にとっては初めてのアメリカであり、何もかもが初めての経験だったと思う。
３週間の間に会った大勢の人々、土産を下さり、食事をご馳走して下さり、今回の私たちの為に尽力してくれた友人たちに心から感謝して帰国の途につく。特に「小堺氏に頼まれたらＮＯは言えないでしょう」と、快く３週間も滞在させてくれて一番お世話になった佐野さん、そしてＢＢＱやベガスのセットアップをしてくれた斎藤ヒロちゃん、キャンパーを運転して来てくれたロブ、有難う。その佐野さんも来年日本へ永住帰国する予定を進めている。そうしたら私も気軽にアメリカへ来れなくなる。おそらくこれが私の最後の渡米となるであろう。
今、アメリカを発ち、私の生まれた地、日本へ向かう。Good Bye LA! My second hometown. I will never never forget this 42 years in LA in my life.
アライエンスであったが、今回は行きも帰りもＡＮＡでラッキー。
滞在中、ずっと青空で歓迎してくれたカリフォルニア。今日の空はＬＡに来て初めて別れを惜しむように曇っている。この街も見納めかと思うと、飛行機の窓からバシャバシャとＬＡの風景を撮り続ける。一生忘れることのない思い出の地、私の大好きな第二の故郷ロスアンジェルス有難う。いつまでも、いつまでも、、、Ｇｏｏｄ ｂｙｅ ＬＡ！ Ｇｏｏｄ ｂｌｅｓｓ ｙｏｕ， ＬＡ！
機窓の後方に風景が流れ、ＬＡの街が霞んで行く。
もう一度、『さようなら、ロスアンジェルス！』
