9月18日 ゲッテイセンターからニューポートビーチへ

今日も朝から忙しい。9時に地元サンタモニカマウンテンにあるゲッテイセンターへ向かう。ここはかって世界一のお金持ちであった石油王ポールゲッテイが集めた美術品を展示するために作ったアメリカでも有数の美術館。開館は10時からだが、トラムは9時半から動き出す。これだけの美術館で入場料は無料。開館までを庭をみて待つ。

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開園と同時に入って、いくつかのセクションに建物ごとに分けられた展示物を見る。

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モネはいくつかの作品で一日の時間とともに変わる光と色の変化を描く連作を発表しているが、その描き方は近くに家を買い、キャンバスを何枚も横に並べ、朝から晩まで時間の流れと共にその時間帯の光をキャンバスに順番に描いていたのだと言う。流れ作業での同時大量生産だったと初めて聞いた。

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南のサンディエゴへ向かう大フリーウエイ405号線を眼下に望む。

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抜けるよおうな青空がモダンな白い建築に似合う。

2時半にゲッテイセンターを出て、昨日来たニューポートビーチの南部へ、かって一緒に働いた仲間との会食に向かう。最近のLAの道路は混んでいて所要時間の推測が難しい。

405を下りて海岸に向かい。PCHをさらに南下して、高級住宅街にあるJavier`s Mexican Restrantへ入るとハーマン夫妻が待っていた。やがてジムが到着。二人とも私が働いていた会社の幹部で、いろいろ助けてもらった人たち。懐かしくもあり、つい一週間前まで一緒に働いていたような感覚でもある。

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窓の外に海の見える高級レストランであった。ハーマンは私より2か月遅れで退職し、ジムは83歳でいまだに副社長として現役で働いている。こうして会える機会を作ってもらったことに感謝。いい時代に、いい会社で、いい仲間と働かせてもらった。

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二人がご馳走してくれ、大瀧の英語も一生懸命聞いてくれる優しい仲間に私も現役時代何度助けられた事か。

夕焼けの中で別れを惜しんでSMへ向かう。今度は、何時会えるかどうか分からないが、皆さんお元気で。