サイクリング

海に近いせいか今まで使っていた自転車がだいぶ錆びてきたので新しい自転車を買った。主な用途は買い物なので、買い物かごの付いたチャリンコであるが、錆びないようにアルミのボディーで5段変速は軽いサイクリングにも使えそう。水曜の午後この自転車でサイクリングをしてみた。

私の住む新潟市は何処もかなりサイクリング道路が整備されている。一番近いサイクリング道路は『新潟島一周自転車道』。新潟島という呼び名は中心街のある信濃川、日本海、関屋分水路に囲まれた三角地帯の俗称であり、一周15キロ、標高差14mとある。初心者には打って付けのコースかと思われる。

 

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新潟島一周自転車道

一番近い西海岸公園からコースに入る。
今日は佐渡島はみえないが、右手に日本海を見ながら走る。この辺はいつもの散歩コースでもある。車道と並行して立派なサイクリング道路があるが週日は空いていて自転車、ジョギングの人がたまに通るくらいで、今は散歩をしている人の方が多い。

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整備された自転車道

右に日本海、左に緑深い西海岸公園。街中にこんな自然が残る私の散歩道でもある。

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西海岸公園の中を走る

4キロほど海岸沿いに走ると関屋分水路にぶつかる。信濃川は日本一の長さと水量を誇る大河である。この分水で信濃川の水を分散させる事ことが出来き、1972年の完成以来新潟市街地では信濃川氾濫による水害は起きていない。この分水と主流の交差部で道を間違え、15分ほど上流へ向けて走っていたことに気づき引き返す。簡単なコースだと思って油断していた。

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関屋分水路の河口

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右の大きな建物が県庁舎

信濃川の主流を河口に向かって走り、河口付近からまた日本海沿いに走る。休みながらトータルで2時間半くらいで初めてのサイクリングを終えた。走行距離20キロ少しか。

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みなとぴあ歴史博物館

夜になると、市街地のNext 21の三角ビルの屋上ではコロナと戦う医療関係者への感謝の想いを伝えるブルーのライティングがなされている。

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感謝の想いを伝えるライティング

このところ車より自転車で出かける方が圧倒的に多くなった。風を感じながら車では見れない風景が流れる。かなちょろ(トカゲ)が目の前を横切り、道端の草花に目をやり、海の香りをかぐ、こんなスローな生活がこれからは当たり前になって行くのだろうか。コロナウィルスとの共存が強いられ、これから益々、いろんな面で日常生活、生活様式の変化が求められる。
コロナに負けず、皆様のご健勝を祈ります。