ARAIリゾートスキー場

春の桜の季節も終わろうとしている。今季最後のスキーになるかもしれない新井リゾートに高田のスキー仲間と行ってきた。いろんな事情で最初の予定より人数が少なくなったが、H君と、I君が私の帰郷に合わせて参加してくれた。

このスキー場は初めて滑る。かってソニーが運営していたスキー場で、数年閉鎖の後、ロッテグループが買って今季から再開したスキー場である。距離的には私の実家から30分少しの近さでもある。

9時に駐車場で落ち合いリフト・チケットを買ったら途端に雨が降り出した。ゴンドラに乗ると、雨と風が激しくなって来た。天気予報では雨の予報は聞いていない。取りあえず、ゴンドラを降りた処の休憩所でスタンバイ。
ここはこの辺りでは雪が多く、遅くまで滑れるそうで、立派な設備とホテルが有る。上はまだ沢山雪が有り、コースも良いが、他と比べると料金が高く、もったいない程、客は少ない。

30分ほど、どうなる事かと待っていると、雨が止み、青空が顔を出した。「行きましょう」山頂まで上がり滑り始める。

雨が降ったのに、朝のうちは上の方は結構、締まっていて滑り易い。コンデションの良い内に滑っておきたい。コースが広い膳棚リフトの周辺を中心に滑る。昼近くなると段々と暖かくなり、下の方から雪が緩み重くなってくるが、まだ滑られていない荒らされていない処は楽しめる。


山頂で記念写真。I君が何とか3人の写真を自動シャターで撮ろうと悪戦して居る処にパトロールが取り掛かったのでお願いする。いつの間にか青空になって、遠くまで見渡せるパノラマ。

長めの昼休みを取ると、I君は予定通り、明日のゴルフがあるからと先にあがり、残ったH君と滑り続ける。上手い滑りをするH君と前後しながら滑るのは楽しい。重い雪の中、太腿が痛くなるも、「我々の歳で、これだけ滑れたら立派だよね」と、朝はどなるかと思ったが、一日満足出来るまで滑れた事に感謝して3時過ぎに上がる。

彼も今季最後だと思うと言うが、また、来季に一緒に滑りたい仲間が居るのは嬉しい。帰国一年目は16日間滑って、スキーでそれなりの爪跡と、仲間を作れた実り多いシーズンであった。
一応、今季最後のつもりであるが、誘いがあればまだ滑る可能性は残している。