酒祭り

10月21日、高田の越後謙信酒祭りに行くために帰郷しました。ずいぶん前からアメリカでの友人Cちゃんに誘われていた故郷高田でのイベントです。
新潟は日本酒の盛んな土地で、たくさんの蔵元があります。高田にも昔からの有名な酒蔵が有り、このイベントはその多くの地元のお酒が試飲できる場です。

10月21日と22日の二日間、高田の本町を通行止めにして約25の蔵元がそれぞ5〜6品のお酒を出しています。参加費は1500円を払ってお猪口を買う事で、そのお猪口を持っていれば、ほとんど無制限にすべてのお酒を試飲出来ます。本町通りが通行止めになり、300メートルほどの両側にお酒とおつまみ、食べ物のブースが並びます。

地元新潟のお酒はかなり高いレベルのお酒が並びます。これがほとんど待つ事無く、幾らでも試飲できるのですから、お酒好きには堪らない催し物です。実際、他県からも酒祭り巡りのつわものが来ていました。彼らが言うには、「ここの酒祭りは、なかなか他には無いお得な酒祭り」だそうで、これだけのレベルのお酒が1500円で2日間飲み放題なのは珍しい酒祭りだそうです。

21日には午前11時半から会場に入り、友人のCちゃんとアメリカ人の酒好きMさんと共に飲みはじめ、途中本町にあるCちゃんの実家に寄って少し休んでまた繰り出します。

3時に一度実家に帰り、30分ほど休んで今度は兄と会場に戻り、7時半まで楽しみました。

翌日、日曜は台風の影響で雨でしたが、また午後1時から会場に行き、同じお猪口があれば二日目も飲み放題です。人通りは土曜より少なくなっていましたが、効率よく回れるので楽しいお祭りです。途中で地元の同級生である千代の光酒造の社長I君と合い、お酒の説明を受けながら試飲。さらに同級生の陶芸家S君も合流して、会話が弾みます。これは地元ならではの交友コネクションです。

ちなみに、近くのマイナーな吉川町の酒祭りは、セルフ・サービスで自分で飲みたいだけ注げて700円だそうです。さすが酒処新潟です。ハハハと笑うしかありません。