旅行記かガイドブックのつもりで見て頂けたらと思います。
9月16日
ゆうべは疲れ切ってぐっすりと眠れた。朝食にサンドイッチとパンのピザ風トーストを食べ、チャックアウト前に45分ほどブラックジャックをして、私はたがまだ少し勝っている。チェックアウトをして、ウィンに滞在する二人を迎えに行く。
大瀧は昨日のヒロちゃんに乗ったスポーツブックで少し勝って出発前に思わぬ収入。今朝の勝負でトータルで負けと思っていた彼のプラスマイナスがプラスになる。
帰りは空いていて道路の沈滞もなく、スムースに車が進む。
ロスの近く、ハセンダハイツのタマヤでラーメンを食べ、ヒロちゃんを家に送り、彼とはここでお別れ。忙しい中をいろんな予約を取ってくれ、BBQ、ベガスの旅と付き合ってくれた彼に感謝にたえない。今度、いつ会えるかわからないが、互いの健康を祈り、別れを惜しむ。有難う!
サンタモニカに無事に戻り、BBQの残り物の真空パックの肉を焼き肉で食べながら、ビールを飲んで、今日の一日を締める。
9月16日
大瀧のリクエストでシダール・アウトレットへもう一度買い足しに。その後、懐かしいサンガブリエルの中華店『三和』へ行って昼食。お店と味は変わっていないが、なじみのウエートレスには出勤していないのか会えなかった。
ザァーサイヌードルとスキャロップのフライドライス。
同じモール内の中国系のランチョ・マーケットで買い物。SMで先日話題になったドリアンを買う。前に東南アジアで食べた大瀧は臭くて美味しくなかったという。佐野さんは臭くて嫌だと今まで食べず嫌い。
ここでドリアンの美味しさを経験して欲しい。ここのマーケットにはそのままの生ドリアンと、種皮を除いて実だけ取り出して冷凍したドリアンを売っている。冷凍の方が臭いが少なく抵抗なく食べられる。まずは「臭い」と言う先入観を捨て、「果物の王様」と言われているフルーツを食べる機会を得たと思って欲しい。臭いをどうこう言う前にこれは世界で一番美味しいフルーツである。
さて、帰宅した佐野さんと大瀧に食べてもらう。厚い皮の処理がないので臭いはきつくはない。無言で食べ始める二人。やがて、「アイスクリームみたい。濃厚な味、クリーミィー」との感想で少し美味しさが分かって貰えたようだ。
4時にトーレンスの『入船』レストランへ前田さんとの夕食に向かう。渋滞を考え、早めに出たが、1時間ほど早く着いた。かって住んでいた家をもう一度訪れ、外側から写真とビデオを撮る。30年も住んでいた懐かしい住居である。
入船で前田さんに再開。35年ほど前、仕事で知り合い在米中ずっと親しくお付き合い頂いた方で、中近東のミサイルの飛び交う中を最後までとどまり避難してきた経験があり、2度にわたるアメリカ駐在と波乱にとんだ人生を生きて来た先輩である。日本食をご馳走になり,今は冷凍倉庫の仕事する会社の顧問なので帰りがけに果物屋さんに売るくらい大量のゴールデンキュイ、リンゴ、オレンジをいただいた。
だいぶ食べてもまだこのボリュウム。明日、佐野さんの会社にも持って行ってもらおう。