青葉茂る会津へ

6月13、14日と会津若松方面へ一泊の旅。去年回り切れなかった「会津ころり三観音」へのお参りと、宿場「大内宿」の見学が主な行先。新潟市からは1時間半くらいで着いてしまう。また今回もお酒を飲まないFさんの車でO君、Hさんと去年の会津巡りと同じ顔触れ。

f:id:skizanmai:20190613103437j:plain

田植えの済んだ新潟郊外から、内陸に入るにつれ、初夏の青葉がまぶしい。途中の県境にある飯豊(いいで)連峰には未だに山頂に雪が残る。

f:id:skizanmai:20190613131957j:plain

会津に到着すると、まずはころり三観音巡り。健康に長生きしてころりと苦しむことなく逝けるようにと願う3観音である。そして珍しい『抱き着き柱』。これは抱き付いて願い事をすると願いが叶うという柱であるから、いっぱい願い事があるのか皆、貧欲にセミのごとく柱に抱き付いてなかなか離さない。

お土産屋さんで、すぐ話し込む。会津美里は昔、会津高田と言われた土地、「私は、越後高田の出身です」と言ったら「ああ、そこも有名よね」と、あくまで上から視線の土産物やの看板ばあさん。新潟の高田の方が絶対有名です。

東山温泉で一泊。食べ放題、飲み放題、温泉入り放題で一人7000円はお得なプラン。宿に着いたらまずは一風呂。先に行ったO君がいない、3観音にはお参りしたが、ボケて長生きするのも困る。O君ボケたふりして女風呂に入ったか?と探していたらサウナに入っていた。

夕食は「福島フェア」という福島の郷土料理を出す一角があり、「饅頭の天ぷら」などと言う食欲を誘われない食べ物があった。これにお醤油をかけて食べるのだそうだ。これはパス。

f:id:skizanmai:20190613144526j:plain

会津高松の街中は観光客を呼び込むため、古い街並みが整備されている。

f:id:skizanmai:20190613160913j:plain

野口英世は街中のこの地にあった病院でアメリカから帰国した医師により左手の手術を受け、その後書生として上京前の勉学に励んだという。

f:id:skizanmai:20190614103022j:plain

f:id:skizanmai:20190614103542j:plain

『塔のへつり』という新名所。福岡県は何でも観光地にしてしまう。鶴ヶ城も古い街並みもほとんど観光のため戦後に再建、復元したもの。会津人は商売が上手い。

f:id:skizanmai:20190614113157j:plain

大内宿は日光へ向かう道であり寡っては参勤交代の大名が泊まった宿場町であったが、今は茅葺のお土産屋さんと蕎麦屋が並ぶ観光街である。

f:id:skizanmai:20190614115128j:plain

映画の撮影セットのような大内宿。

会津は、前回行った鶴ヶ城、武家屋敷、白虎隊と観光になる場所が多く商売上手である。人を騙せない新潟県人は歴史に新しい観光要素を入れるのが苦手である。残念ながら会津の商売人にはかなわない。

〆は喜多方ラーメンであった。