北海道は美味いどう

 
  短い春の季節はあっという間に過ぎ、5月の下旬にはもう30度前後の気温の日々が続き、新潟市は26日には32度となり、今年は早くも全国的な熱い孟夏が予報されている。
北海道に梅雨はないと言われたのはもう過去の話。5月26日から4泊の北海道旅行にでかけることになった。4泊といっても新潟港から出港するフェリーでの往復の為、行きと帰りに一泊ずつの船中泊で、札幌では2泊する。
 
26日、午前10時20分、北海道務めが長かったFさんがO君と車で迎えに来てくれる。Fさんは娘さんが札幌に住んでいて、毎年今の時期に北海道に行く。私とO君はその車に同乗させて頂いて、ガイド付きで北海道旅行をしようと言う訳である。
 
旅行中の気温予報では26日、27日と北の札幌はいきなり30度越え。最高気温の全国ランキングのほとんどが北海道という異常気象でその後も25度前後が続く。熱中症にならない様、水分補給でビールを頑張って飲まなければならないというツアーである。 

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新日本海フェリーのあざれあ号1万4000トンで正午過ぎに、新潟港を出港。久しぶりの船旅は片道16時間かかる。荷物を部屋に降ろし船内を散策。海の見えるデッキで持参の弁当とツマミでビールを飲み始める。晴天の新潟港を後にして2時間ほど海岸沿いに北進すると右手に粟島が見えてくる。今日は北海道の一部で39度と言う全国で1番の暑さ、どうなってるのだろう。 

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船内の露天風呂に入り、美しい夕陽を見ながら穏やかな日本海を北海道へ向かう。船内の食事、売店の値段は陸上の食堂、コンビニとほとんど変わらぬリーズナブルな値段であり、船内ではカフェやレストランもほとんど何処でも食べ物、飲み物の持ち込みが可である。翌朝、早朝4時半に小樽港に到着予定なので、船内のレストランで夕飯を摂り、早目に寝る。

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早朝3時に船内放送で起され、4時半には小樽港に接岸。こんなに朝早く降ろされても何処も開いていない。札幌市の市内に移動して早朝から開いていたお店で親子丼食べて、この時間、朝から開いていそうなモエレ沼公園にいく。ここはイサム・ノグチがデザインでたアートパーク。ガラスの建物はまだ開館していなかったが歳と共にトイレが近くなった我々に警備員の人がトイレだけ使わせてくれた。小高い丘に登り札幌の街を望む。 

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羊が丘のクラーク像、『少年よ大志を抱け』私の名前はこの言葉に由来すると両親から聞いている。

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シニア3名、私は恥ずかしかったがO君ノリノリ。

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 やはり一番有名な観光地は時計台か。

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札幌テレビ塔から大通公園を見下ろすf:id:skizanmai:20190527124202j:plain

昼食は豪華な海鮮丼f:id:skizanmai:20190527130810j:plain

狸小路にてヒグマに遭遇

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北海道レンガ庁舎この日の札幌は34度

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北大キャンパス、ここでFさんチェーンの柵を越えようとして足をとられ、顔面から倒れ、手とオデコに打撲傷。出血は少なかったが以降「顔に傷の有る男」としてにらみを効かす。(実際はとっても温厚な良い人ですよ)

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サッポロビール園でジンギスカンとサッポロビールの食べ放題飲み放題の宴。Fさんはお酒を飲めない人なので運転をお願いしてOくんと私はビールも堪能し放題。黒ビールが美味かった。

28日

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琴似屯田兵村兵屋跡

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白い恋人パーク

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北海道開拓の村は道内から古い建物を移築した明治村の様な処、「マッサン」の撮影に使われた家。

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古い街並みの再現。

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 北海道博物館にてアイヌ文化、北方領土の歴史を学ぶ。

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サッポロオリンピックのジャンプ台のある大倉山シャンツェ

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Sama と言うお店で野菜たっぷり、ハンバーグ、ベーコン、チーズの海老だしスープカレーをいただく。初めてのスープカレーは美味かった。

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 日本新三大夜景、もいわ山からの夜景、今日の山頂は寒かった。

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 夜のすすきのの賑わい。シャターチャンスが悪かったが、もっと凄い人通り。

 

29日

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 29日は9時から小樽に移動して、余市ニッカウヰスキー工場へいき、朝からウイスキーの試飲。1人3杯であるが、隣の女性からの嬉しい差入れとFさんの分を二人で飲みほろ酔い気分。

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 ニシン御殿

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小樽駅前の三角市場でまた海鮮丼これで2000円

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小樽運河

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小雨の中、小樽ガラス館の集まる地域は運河からすぐ。此処からフェリー乗り場に向かう。

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 暫く札幌に残るFさんと別れ、午後5時に小樽港を出港し北海道を後にして、日本海を新潟へ。美しくあるべき日本海はよく見ると水面に海洋プラスチックごみが浮いているのが頻繁にみられる。韓国、北朝鮮からの相当な量の投棄ゴミが海を汚してるのが、今回見た現実である。

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姉妹船とすれ違い、海は少し波が出て来て、夜中は揺れを感じた。

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 30日、午前9時15分、新潟港に帰港。

北海道堪能の旅、お疲れさまでした。